学会誌
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- 『大正イマジュリィ』No.2、2007年3月発行
- 『大正イマジュリィ』創刊号、2005年12月発行
投稿規定
【投稿資格】
「大正イマジュリィ学会」会員を原則とする。【原稿内容】
未発表の研究論文、資料紹介、新刊・論文紹介など。【採択】
採否については、査読の上、編集委員会が決定する。【執筆要領】
論文の場合は、縦書きで20,000字以内(註を含む／図版・表は15点以内を基準とする)。資料紹介の場合、枚数は原則的に自由。原稿は、文書や画像のデータと、印刷後の状態を指示したものを、下記編集事務局にメールで送信するか郵送すること。
使用する写真等の掲載許可については、投稿者が自らの責任において、必要な手続きを済ませておくこと。
【出版権】
本学会は、掲載された原稿を論文集または電子データの形で出版する権利を有する。【抜刷】
抜刷が必要な場合は、校了までに編集事務局に申し込むこと。部数の如何にかかわらず、経費は執筆者がすべて負担するものとする。【送付先】
〒662-0952兵庫県西宮市中浜町4-38西宮市大谷記念美術館 気付
『大正イマジュリィ』編集事務局 内村周
e-mail: edit(a)taisho-imagery.org(「(a)」を「@」に変えてお送りください)
【原稿締切】
9月末日（投稿予定者は、締切の3週間前までに編集事務局に知らせること）学会誌『大正イマジュリィ』購入方法
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（会員） 1冊1,260円
（非会員） 1冊2,100円 - 学会誌の定期購読も受け付けております。詳しくは学会事務局までご連絡下さい。
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高畠華宵大正ロマン館内 「大正イマジュリィ学会」事務局 - TEL 089-964-7077
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『大正イマジュリィ』No.17 2023年6月発行
特集：マンガの中の大正
- 転生する〈大正〉―山田芳裕『大正野郎』における時間の混乱―（佐藤守弘）
- 『はいからさんが通る』ふたたび（石田美紀）
- 元号と都市のユートピア−『サクラ大戦』の「太正」帝都―（村上敬）
- 無限の発見―『鬼滅の刃』と時間経験―（水島久光）
- ポスタースタンプー最も小さな忘れられた広告―（田島奈都子）
- 『少女の友』と高橋真琴―視覚表現とモチーフの関係をめぐってー（松尾昌子）
- 山下摩起のスケッチ帖（内村周）
- 極私的大正イマジュリィ文献逍遥（山田俊幸）
- 「分離派建築界１００年―建築は芸術か？―」（天内大樹）
- 「島村逢紅と日本の近代写真」（奥村一郎）
- 「引札 新年を寿ぐ吉祥のちらし」（青木隆幸）
発表趣旨
［第18回全国大会・第49回研究会］
- 小林かいち《二号街の女》と山名文夫《第五番街の夜》（神尾怜奈）
- ポスタースタンプー最も小さな忘れられた広告―（田島奈都子）
- 分離派建築界をめぐる歴史記述論（天内大樹）
- 岸田劉生のエッチング連作〈天地創造〉についてー西洋美術への参照と版画認識をめぐってー（岩間美佳）
- キャラメルを事例とした大正期におけるポケットサイズの紙小箱の意匠設計と携帯行為の大衆化の萌芽について（片倉葵）
- 杉浦非水の三越のポスターから見る様式の変遷（藤本奈緒）
- 近代図案史における児童雑誌の表紙の役割―杉浦非水の手がけた『少年世界』を中心にー（山口希）
『大正イマジュリィ』No.16、2021年11月発行
特集：現代に〈あらわれた〉大正
- 趣旨説明――異色の日本画家・山下摩起の紹介を兼ねて――（内村周）
- 「大正イマジュリィ学会」の起源――その抒情的回想――（高畠澄江）
- 書評 永美太郎『エコール・ド・プラトーン』（橋本真佐子）
- 千種掃雲の「南島」、「労働」、「裸体」――大正期日本画における女性像の嚆矢として――（森下麻衣子）
- Ｗ．Ｍ． ヴォーリズが日本の家庭向けに販売した学校教育用ミーズナー製ピアノ――米国と日本の広告比較から――（齊藤紀子）
- 明治、大正期における十七世紀オランダ美術の受容――フェルメール、レンブラントを中心に――（竹中哲也）
- 創作版画誌としてのローマ字誌『YOMIGAERI』巻１～巻４について（牧野和夫）
- 佐々木林風の雑誌関連の仕事（桐原浩）
- 極私的大正イマジュリィ文献逍遥9（山田俊幸）
- 「もうひとつの日本美術史――近現代版画の名作2020」（植野比佐見）
- 「舞妓モダン」展（植田彩芳子）
発表要旨
［第四十八回研究会］
- 赤玉盃獲得写真競技会と芸術写真――赤玉盃獲得写真競技会入選画集から――（芦髙郁子）
- 紙小箱に印刷される図案の広告性についての考察――嗜好品パッケージの図像と印刷技法を中心に――（片倉葵）
- Ｗ．Ｍ．ヴォーリズが日本の家庭向けに販売した学校教育用ミーズナー製ピアノ――日米の広告比較から――（齊藤紀子）
- 『少女の友』の誌風と高橋真琴の少女像（松尾昌子）
『大正イマジュリィ』No.15、2020年5月発行
特集：大正イマジュリィ研究とデジタル・アーカイヴ
- シンポジウム「大正イマジュリィ研究とデジタル・アーカイヴ」開催報告（前川志織）
- コレクションとアーカイヴ（ズ）（佐藤守弘）
- デジタルアーカイブと一次資料の「悩ましい関係」について（水島久光）
- 国際日本文化研究センターの大衆的図像関連データベースについて（前川志織）
- 図像と言葉で調べる――「近世期絵入百科事典データベース」の構築（石上阿希）
- 大正イマジュリィに絡むデジタル・アーカイヴの紹介（熊倉一紗）
- 聖なるものの表象としての宗教版画――コレクションの視点から――（ピーダセン・ヒラリー）
- 前川千帆年譜（藤本真名美）
- 極私的大正イマジュリィ文献逍遥8（山田俊幸）
- 「おいしい広告２――ヨーロッパと日本の酒・煙草・菓子のポスター」展（前川志織）
- 「創立一〇〇年記念 国画創作協会の全貌展」（上薗四郎）
- 企画展「モダン都市大阪の記憶」（橋爪節也）
発表要旨
［第16回全国大会・第45回研究会］
- 恩地孝四郎の抽象版画とルドンによる影響――1910年代および1930年代の作品をめぐって――（岩間美佳）
- 聖なるものの表象としての仏教版画――コレクションの視点から（ヒラリー・ピーダセン）
- 中華民国期における日中近代デザインの交流と変遷――陳之佛を中心に――（呉越）
- 装いのなかの山岳風景――大正・昭和初期の着物における洋風柄の一考察――（枝木妙子）
- 福原信三のパリ――都市表象の断片――（佐藤守弘）
『大正イマジュリィ』No.14、2019年5月発行
論文
- 東亜は呼ぶ−里見宗次《ORIENT CALLS》ポスターの制作背景に関する考察―（熊倉一紗）
- 公刊『月映』第四輯「死によりて挙げらるる生」の哀悼をめぐる表現と同人の絆（橋本真佐子）
- キャラメルの喩えとしての童画―戦間期日本の新聞広告にみる洋菓子の意味と変遷と子ども像―（前川志織）
- 電波に乗った「光と其諧調」―福原信三による一九二五年のラジオ放送―（松實輝彦）
- 三代目大阪市庁舎の建築遺産（上田祥悟）
- 極私的大正イマジュリィ文献逍遥7（山田俊幸）
- 「千代田区×東京ステーションギャラリー 夢二繚乱」展（冨田章）
- 「『ブレスアルト』誌と戦後関西の広告」展（松實輝彦）
発表趣旨
［第15回全国大会・第42回研究会］
- ローマ字誌『YOMIGAERI』巻一〜巻四に即して−紹介・問題点少々―（牧野和夫）
- 東亜は叫ぶ―里見宗次《ORIENT CALLS》ポスターの制作背景―（熊倉一紗）
- 『月映』の死をめぐる表現のかたち−哀悼、病、〈群れ〉―（橋本真佐子）
- キャラメルのグラフィック広告と子ども文化―森永製菓の童画による広告表現に注目して―（前川志織）
『大正イマジュリィ』No.13、2018年6月発行
論文
- 仁丹のある風景――戦前における仁丹町名表示板の設置状況をめぐって――（井出文紀）
- 一九一五年の電気都市――大正大礼とイルミネーション――（佐藤守弘）
- 戦時下における年少者の身体表現――『少年倶楽部』と『少女倶楽部』の表紙絵を通して――（中川裕美）
- 石版画工 有山定二郎の足跡と仕事について（松尾昌子）
- 極私的大正イマジュリィ文献逍遥６（山田俊幸）
- 「生誕一四〇年 杉浦非水 開花するモダンデザイン」展（長井健）
- 「里見宗次――フランス・日本・タイのグラフィックス――」展（熊倉一紗）
- 「サカツ・コレクション 日本のポスター芸術 明治・大正・昭和の彩り」展（田島奈都子）
- 第14回全国大会 シンポジウム趣旨説明（内村周）
- コロタイプとは何か――一〇〇年以上前から続く古い写真技術――（山本修）
発表趣旨
［第14回全国大会／第39回研究会］
- エレクトロポリス京都一九一五――大正大礼とイルミネーション――（佐藤守弘）
- 明治二十年代における石版画画工有山定次郎が目指した視点――そのあゆみとエピソードを基に――（松尾昌子）
- 仁丹のある風景――戦前における仁丹町名表示板の設置状況とその経緯――（井出文紀）
- 雑誌『野球界』における野球表象（根岸貴哉）
- 戦時下における年少者の身体表現――『少年倶楽部』と『少女倶楽部』の表紙絵分析を通して――（中川裕美）
『大正イマジュリィ』No.12、2017年3月発行
特集：大阪イマジュリィを求めて
- 趣旨説明（橋爪節也）
- イマジュリィ蒐集と都市イメージ探求――小出楢重の随筆をキーワードに――（橋爪節也）
- 〈実用〉と〈趣味〉の間で――浮世絵師たちの近代――（熊田司）
- 路線図のなかの大阪（船越幹央）
- グラフィックデザインの視点による大阪のイマジュリィ――薬業と化粧品業に視る近代デザインの考察――（高橋善丸）
- 東京勧業博覧会にみる〈日本石器時代〉――太古遺物陳列場とコロボックル想像図――（蔵田愛子）
- 写真雑誌の広告空間――目録・手本・実践の場として――（高橋千晶）
- 極私的大正イマジュリィ文献逍遥５（山田俊幸）
- 「セラミックス・ジャパン――陶磁器でたどる日本のモダン」展（立花昭）
- 「乙女デザイン――大正イマジュリィの世界」展（花内久穂）
発表趣旨
［第13回全国大会／第36回研究会］
- 個人蒐集家と画家――江戸清吉と小川千甕――（安田容子）
- 明治四十年における〈日本太古の住民〉――東京勧業博覧会の太古遺物陳列場とコロボックル想像図――（蔵田愛子）
- 婚礼調度をプロデュース――百貨店広告に見る近代の嫁入り――（森戸敦子）
- イマジュリィ蒐集と都市イメージ探求（橋爪節也）
- 〈実用〉と〈趣味〉の間で――浮世絵師たちの近代――（熊田司）
- 路線図のなかの大阪（船越幹央）
- グラフィックデザインの視点によるイマジュリィ（高橋善丸）
『大正イマジュリィ』No.11、2016年3月発行
特集：〈音〉の空間──大正、近代
- シンポジウム「〈音〉の空間──大正、近代」報告──（熊倉一紗）
- キッチュとモダニティ──権田保之助と民衆娯楽としての浪花節──（佐藤守弘）
- 近代日本のピアノ──三木楽器の帳簿（1902-1940）と雑誌『住宅』にみるその音空間（斎藤紀子）
- 近代浜松における〈音〉の空間──日本楽器製造株式会社とラッパ文化──（奥中康人）
- 高島屋百貨店における洋風家具──新聞や販売促進物にみるイメージ──（亀野晶子）
- 漫画による私的交流関係の緩やかな拡張──中村不折周辺の似顔絵群をもとに──（南出みゆき）
- 話す写真家たち──戦間期のラジオテキスト『写真講座』の図案をめぐって──（松實輝彦）
- 加藤まさをが手がけた上方屋平和堂の絵葉書について（田丸志乃）
- 極私的大正イマジュリィ文献逍遥４（山田俊幸）
- 『月映』展（冨田章）
- 「生誕一五〇年記念 竹内栖鳳」展（森下麻衣子）
- 三木翠山展──併設 栖鳳門下の俊英たち──（竹中哲也）
- 講演と鑑定報告「番付にみる大正文化──野島寿三郎氏コレクションをもとに──」（南出みゆき）
発表趣旨
［第33回研究会］
- 中村不折が描いた絵葉書（南出みゆき）
- 研究史の交点について──庭つづきの〈学問領域〉──（牧野和夫）
- 高島屋百貨店における洋風家具──新聞や販促物にみるイメージ──（亀野晶子）
- 話す写真家たち──戦間期のラジオテキスト『写真講座』の図像をめぐって──（松實輝彦）
- 大正泰西画家訪問──マチス、ルノアール、など──（山田俊幸）
- キッチュとモダニティ──浪花節のメディア／空間──（佐藤守弘）
- 近代日本のピアノ──三木楽器の帳簿（1902-1940）と雑誌『住宅』にみるその音空間──（斎藤紀子）
- 近代浜松における〈音〉の空間──日本楽器製造株式会社とラッパ文化──（奥中康人）
『大正イマジュリィ』No.10、2015年3月発行
- 十年目を迎える『大正イマジュリィ』（会長 島本浣）
- シンポジウム報告：ポスター語りのポリフォニー――ポスター論の可能性に向けて――（熊倉一紗）
- 美人画とポスターの概念分析（加島卓）
- 美術館とポスター――私たちは何を、何のために集めているのか――（植木啓子）
- 陶冶としてのポスター――選挙啓発ポスターコンクールのねらい――（熊倉一紗）
- 津田青楓の図案の変遷――京都時代のデザインについて――（大平奈緒子）
- 武者小路実篤の色紙と文人画――「花卉雑画」の系譜――（亀井祐美）
- 印行名を用いたポスターの制作年代の特定方法について――精版印刷会社を例として――（田島奈都子）
- 西野猪久馬の植物画制作に関する考察（藏田愛子）
- 大正期の地方都市における写真表現――金沢写友会『写友』掲載の作品について――（若山満大）
- 極私的大正イマジュリィ文献逍遥３（山田俊幸）
- 「大正乙女の密やかな愉しみ」展（高畠麻子）
- 「没後五十年 野長瀬晩花」展（藤本真名美）
- 「サントリーポスターコレクションによるベルエポックのポスター」展（前川志織）
発表要旨
「第十一回全国大会」
- 津田青楓の図案の変遷（大平奈緒子）
- 武者小路実篤の色紙と文人画――「花卉雑画」の系譜――（亀井祐美）
- 印行名を用いたポスターの制作年代の絞り込み方法について――精版印刷会社を例として――（田島奈都子）
- 明治・大正期の絵画関係文献に見る中国絵画観（河野道房）
- 旧そごう心斎橋本店・藤川勇造《飛躍》の像再考――商都の象徴としてのメルクリウスとかかわって――（橋爪節也）
- 芸術写真の地方都市における展開――アマチュア写真団体・金沢写友会の活動を事例として――（若山満大）
- 植物知識の普及――西野猪久馬の図譜、挿絵を手がかりに――（蔵田愛子）
- 谷口香嶠が遺したもの――画塾「自邇会」出身画家の活動を中心に――（藤本真名美）
『大正イマジュリィ』No.9、2014年3月発行
【特集1】大正デカダンス
- 「大正デカダンス」覚書（谷川渥）
- デカダンス、京都の日本画（上薗四郎）
- 大正デカダンスーー画家たちの諸相ーー（瀬尾典昭）
（MINHWA）と大津絵ーー〈民画〉という思想ーー
- シンポジウム趣旨説明（岸文和）
- 韓国絵画史における民画（MINHWA）の地位ーー韓国における民画ブームをどのように見るかーー（鄭炳模）
- 朝鮮美術から民画を考える（片山真理子）
- 柳宗悦の〈民画〉観ーー大津絵を事例としてーー（入江繁樹）
- 図案・模様・民画ーー〈近代絵画〉から疎外されたものーー（土田真紀）
- 「民画」への視点（岸文和）
- 鈴木春信の幻想曲ーー永井荷風の美術批評における比喩としての〈音楽〉をめぐってーー（林信蔵）
- 春台美術展と本郷絵画研究所ーー昭和期における官展系美術団体の一動向ーー（高山百合）
- 竹久夢二から中原淳一へーー人形との接点から見るーー（王文萱）
- 東洋民俗博物館所蔵のポスター・コレクションについて（田島奈都子）
- （活動記録）2013年1月〜12月
- 第十回全国大会・第二十八回研究会
- 荷風における比喩としての「音楽」ーー『江戸芸術論』を手がかりとしてーー（林信蔵）
- 「セセッション式」は「ウィーン分離派」式かーー芥川龍之介の『河童』などに見られる表現を手がかりにーー（高橋麻帆）
- 春台美術展と本郷絵画研究所ーー昭和期における官展系美術団体の一動向ーー（高山百合）
- 中世文学［美術］史用語の生成と内国勧業博覧会ーー奈良絵本をめぐってーー（牧野和夫）
『大正イマジュリィ』No.8、2013年3月発行
【特集】映像に見る1930年代日本の〈小さな歴史〉
- シンポジウム報告「映像とミクロヒストリー」（佐藤守弘）
- 遍在する残像 パテ・ベビーが映し出す〈小さな歴史〉・研究「序説」（水島久光）
- 映像をめぐる小さなコミュニティの〈小さな歴史〉—1930年代の新潟の映像からみえてくるもの—（原田健一）
- 私的・写真・集積—歴史の中の私的な写真—（林田新）
- 〈小藝術〉のゆくえ—1910年代における〈美術-工芸〉間の関係性をめぐって—（入江繁樹）
- 明治期における即物的表現を用いた動物・植物写真の活用（中川馨）
- 絵はがき作家のサイン一覧（南出みゆき）
- 樋口五葉と絵葉書（山田俊幸／大平奈緒子）
- 極私的大正イマジュリィ文献逍遥２
- 生誕120年記念 田中恭吉展（井上芳子）
- 「大正ロマンの画家 高畠華宵の世界」展—第27回研究会シンポジウム報告を兼ねて—（高畠澄江）
- 大正イマジュリィ学会特別見学展示会［趣味家と版画の微妙な関係］（山田俊幸）
- （活動記録）2012年1月〜12月
［第９回全国大会／第25回研究会］
- 〈小芸術〉のゆくえ—1910年代における〈美術〉-〈工藝〉間の関係性をめぐって—
- 忘れられた流行作家の軌跡—内藤千代子と明治期ユースカルチャー（嵯峨景子）
- 絵葉書・絵地図に描かれた近代の名勝—三人の画家に夜自然風景—（南出みゆき）
- 竹久夢二作品における感情の諸相—セノオ楽譜を例に—（小嶋洋子）
- 山口昌男先生と大正イマジュリィ学会（島本浣）
- イマジュリィをめぐって（山口昌男）
『大正イマジュリィ』No.7、2012年3月発行
【特集】横浜・異国趣味のイマジュリィ
- シンポジウム報告「横浜・異国趣味のイマジュリィ」（佐藤守弘）
- 赤煉瓦の大正と現代（天内大樹）
- 「日本人離れ」の美学—谷崎潤一郎をめぐって（谷川渥）
- 出版楽譜に見る宝塚歌劇「主題歌」の登場（阪上由紀）
- 写真の流通とジャンルの横断—岡本東洋の「美術資料写真」「生態写真」「観光宣伝写真」に注目して（高橋千晶）
- スタイルブックとしての『建築写真類聚』（中村裕太）
- 極私的大正イマジュリィ文型逍遥—（山田俊幸）
- 野口久光 シネマ・グラフィックス 追悼の映画ポスター展（内村周）
- 幻想の庭—クリンガー・かいち・華宵—（高畠麻子）
- 乱反射を生み出す新たな光—2011年秋、青森（天内大樹）
- 大正イマジュリィ学会特別研究会［イマジュリィの原資料を読む］（熊田司）
- 彙報（活動記録）2011年1月〜2011年12月
［第８回全国大会・第22回研究会］
- 柳宗悦の工藝理論における〈個人作家〉の位置づけ—1920年代を中心にして—（入江繁樹）
- 光のアトラクション—大正期の浴室にみる白色タイルの受容（中村裕太）
- 高畠華宵の子ども絵—アリスとの同質性をめぐって（高畠麻子）
- 宝塚歌劇における「主題歌」の登場（阪上由紀）
- 「ジャパニーズ・ファッション」のはじまり（井上雅人）
- 里見宗次のグラフィズム（熊倉一紗）
- バレエ・リュスの紹介と受容—大正期のグラフィック・デザイン界を中心にして（田島奈都子）
『大正イマジュリィ』No.6、2011年3月発行
【特集】大正の「小美術品店」
- 趣旨説明 （中谷伸生）
- 三笠美術店と近代の工芸について （瀬尾典昭）
- 「小美術品店」の時代 —美術店田中屋と柳屋書店を中心に （熊田司）
- 絵葉書流行から始まる小美術・小芸術の時代 （山田俊幸）
- 「生物学的リアリズム」の位相 —荷風『地獄の花』、天外『はやり唄』、風葉『凉炎』の比較から（林信蔵）
- 竹久夢二と少女文化—『新少女』投稿画評と投稿画の変遷（小嶋洋子）
- 竹久夢二 対 カリガリ博士—『新小説』大正十五年七月号掲載の〈印象及スケッチ〉について（出村雅哉）
- 「宝船」（熊田司）
- 人間国宝のステキな愉しみ—富本憲吉のグラフィック・ワークス（佐藤守弘）
- 高島屋百華展 近代美術の歩みとともに（吉中充代）
- 松濤美術館で開いた「大正イマジュリィの世界」展（瀬尾典昭）
- 彙報（活動報告）2010年1月—2010年12月
［第7回全国大会・第19回研究会］
- 小林一三の国民劇概念と宝塚歌劇 —歌舞伎劇と歌劇との関係を中心に— （石崎佑子）
- 第一次世界大戦の図像—1910年代日本における戦争の表象をめぐって （向後恵里子）
- 少女マンガの視覚的表現における抒情画の影響についての考察 （金素媛）
- 挿絵による自然主義受容—永井荷風の初期作品を中心にして （林信蔵）
- 日本カリガリスム— （出村雅哉）
- 竹久夢二と少女文化—『新少女』読者投稿画の変化をめぐって— （小嶋洋子）
- 近代挿絵画家の分類試論 （中谷伸生）
- 「小林かいち」その絵葉書・絵封筒の制作時期をめぐって （竹内貴久雄）
- 大正コスモポリタニズム？—下中弥三郎と「世界美術全集」（平凡社） （島本浣）
『大正イマジュリィ』No.5、2010年3月発行
【特集】「イマジュリィ」道楽—収集・交換・生産をめぐって—
- 趣旨説明 （岸文和）
- 「道楽絵はがき」から見た大正・昭和のコレクター （木津勝）
- 道楽こうじて展覧会を成す—大阪資料の収集と展覧会— （橋爪節也）
- 趣味の時代とスタール博士 （山田俊幸）
- 近代における「イレズミ」を背負う女性像—「悪女」の表象としての「ほりもの」— （大貫菜穂）
- 日本商業デザインにおける「近代化」—今竹七郎の作品を中心に— （山本友紀）
- 団扇地紙の見本帳について （熊倉一紗）
- 「昭和十二年のモダン都市」展 （橋爪節也）
- 「EX LIBRIS（蔵書票）」展 （熊田司）
- 「京都圖案の伝統と冒険 芸艸堂」展 （山田俊幸）
- 彙報（活動記録）2009年1月—2009年12月
［第6回全国大会・第16回研究会］
- 近世画家の大津絵に対するまなざし （谿季江）
- 近世・近代におけるイレズミを入れた人物像の確立—谷崎潤一郎『刺青』を契機とした一考察— （大貫菜穂）
- 大正期の輸出陶磁器に描かれた美人画について （井谷善惠）
- 京都さくら井屋と村上三千穂—絵封筒貼り交ぜ帖（益川）の上での出会い— （牧野和夫）
- 商業美術におけるシュルレアリスム的手法の導入と編成—今竹七郎の作品を中心に— （山本友紀）
- 大正という時代の「気分」について （山田俊幸）
- 『日本少年』の表紙絵、その幻想性のありかを探る （梶田雄一朗）
- 金城安太郎の挿絵—沖縄に受け継がれた大正ロマン的なものを探る— （金城美奈子）
- 写真に見るモダニズムの間隙—岡本東洋の花鳥・鳥獣写真を中心に— （高橋千晶）
『大正イマジュリィ』No.4、2009年9月発行
【小特集１】 震災と美術
- 鹿子木孟郎からみた関東大震災 （前田興）
- 1923年8月1日の柳瀬正夢—坩堝のなかで溶融する混沌の時代の表現— （萬木康博）
- 関東大震災後の都市計画と政治 （小山俊樹）
- 震災と美術—急激な社会変化に大正イマジュリィはどう反応したか—（熊田司）
- 華宵とセクシャリティ—高畠華宵生誕120周年記念講演・シンポジウム—（石田美紀）
- 高畠華宵生誕120周年記念講演 （竹宮惠子）
- シンポジウム・パネリスト （永山薫）
- シンポジウム・パネリスト （ジャクリーヌ・ベルント）
- シンポジウム・パネリスト （篠原資明）
- 総括 （石田美紀）
- バラック装飾社と分離派建築会—1920年代日本におけるモダニズム受容例—（天内大樹）
- 化粧する「少女」—レート化粧品の販売戦略—（小出治都子）
- 伊奈信男「写真に帰れ」再考—「宣伝煽動」写真のマニフェスト—（林田新）
- 団扇地紙の原画について（熊倉一紗）
- 彙報（活動記録）2008年1月—2008年12月
［第５回全国大会・第13回研究会］
- 1911年の劇画性—鈴木松年筆《宇治川の戦図屏風》と祇園祭—（高久直子）
- 分離派建築会と山東省（天内大樹）
- 伊奈信男「写真に帰れ」再考—1930年代の「新興写真」と中心に—（林田新）
- 小林かいちのビブリオグラフィ—親族へのインタビュー調査から—（富山由紀子）
- 共有した甲斐庄楠音のモデル （上薗四郎）
- 〈婦人〉雑誌における〈美人〉—口絵と美容問答からの考察—（小出治都子）
- イマジュリー研究における商業ポスター—近接領域との関連を含むその存在と位置について—（田島奈都子）
［サマーセミナー］
- 田端から本郷への芸術家たちの交流—「田端＝本郷 大正イマジュリィ・ロード」第１回研究会 （西川貴子）
- 織田一磨の東京風景・大阪風景など—「田端＝本郷 大正イマジュリィ・ロード」第２回研究会 （西川貴子）
『大正イマジュリィ』No.3、2008年3月発行
【特集】抒情はいかにして可能か—絵画・文学・音楽を横断して—
- 趣旨説明 （岸文和）
- 竹久夢二の〈抒情画〉について—大正期における視覚文化の一考察—（山田優子）
- 「抒情」における主客の合一について （小嶋洋子）
- 大正期における「うた」とその周辺 （網干毅）
- 共有される「わたし」の「情」—明治期における「抒情詩」のあり方をめぐって—（西川貴子）
- 写実・抒情・写意—中国の画論を手がかりにして—（太田孝彦）
- 流逸荘と仲省吾—大正期の初期画廊をめぐって—（横須賀雪枝）
- 絵葉書ブームにおける版元—1900年代の視覚メディアをめぐって—（向後恵里子）
- 高畠華宵とナルシシズム—華宵作品の精神分析的試論—（高畠澄江）
- 「写真の美術／美術の写真—「浪華」「丹平」から森村泰昌まで—」 （菅谷富夫）
- 彙報（活動報告）2006年1月—2006年12月
- 彙報（活動報告）2007年1月—2007年12月
［第3回全国大会・第７回研究会］
- 三越呉服店による第１回広告画図案懸賞募集の影響と受容について（田島奈都子）
- 正月用引札における日清・日露戦争イメージ（熊倉一紗）
- 夢二とキリスト教—「竹久夢二抒情画展覧会」（1918年）をめぐって—（小嶋洋子）
- 『近事画報』『戦時画報』の挿絵にみる満谷国四郎の活動について（廣瀬就久）
- 大正末期の池田遙邨—《戦渦の跡》のあと—（佐々木千恵）
- 絵葉書ブーム（1900—1910年代）における版元について（向後恵里子）
- 明治後期から大正初期にかけての林若樹とその周辺—絵葉書を軸に—（牧野和夫）
- 北沢楽天と『東京パック』 （松井美樹）
- 美少年の「美」とはなに？—高畠華宵からキャラクター・デザインへ—（石田美紀）
『大正イマジュリィ』No.2、2007年３月発行
【論文】
- 《災禍の跡》のあとで—大正末期から昭和初期の池田遙邨—（佐々木千恵）
- 近代日本の国民国家と寿ぎ—正月用引札における日清・日露戦争イメージに関する一考察—（熊倉一紗）
- 大正モダンボーイ図の写真帖―『掛札功画集』をめぐって—（松実輝彦）
- 柳屋と三好米吉年譜 附『美術と文藝』『柳屋』全号写真（熊田司編）
- 彙報（活動記録）2005年1月—2005年12月
［第2回全国大会 第4回研究会］
- 杉浦非水のデザイン （成瀬博子）
- 伝統の地政学—世紀転換期における京都の表象をめぐって—（佐藤守弘）
- 夢二と写真—京都時代のヴェス単を中心に—（気谷誠）
- 柳屋のイマジュリィ—大正時代を中心に—（熊田司）
- イマジュリィに対する来館者の意識調査（展覧会調査報告）（梅田亜由美）
- 内田巌の挿絵から読む徳田秋聲『縮図』（大木志門）
- 収集されるイメージ—竹久夢二のスクラップブックをめぐる考察—（高橋律子）
- 夢二と伊勢物語—『新訳絵入伊勢物語』をめぐって— （気谷誠）
- “エコール・ド・オオサカ”の画家—北野恒富における郷里“金沢”と異国“大阪”—（橋爪節也）
- 高畠華宵が描いた蝶のイメージを探る （田丸志乃）
- 大正期の「美術全集」をめぐって （島本浣）
『大正イマジュリィ』創刊号、2005年12月発行
- イマジュリィをめぐって（名誉会長 山口昌男）
- 『大正イマジュリィ』創刊によせて（会長 島本浣）
- 記念講演「モダン都市と挿絵」（海野弘）
- 大正期の小芸術にみる日本のアール・デコ〈Japanese Art Deco〉様式—小林かいち絵封筒を中心に—（山田優子）
- 高畠華宵が表紙絵で描いた少女イメージを探る（田丸志乃）
- 肖像写真に見る若者イメージの変容—「志士」/「書生」から「青年」へ—（高橋千晶）
- 近代日本のアヴァンギャルドと美術市場—萬鉄五郎の画会をめぐって—（中間志織）
- 高畠華宵の雑誌表紙絵制作について（高畠麻子）
- 世田谷文学館〈竹久夢二展〉/郡山市立美術館〈大正の輝き モガの装い展〉（山田俊幸）
- 彙報（活動記録）2003年12月—2004年12月
- 高畠華宵における挿絵制作—執筆媒体の変遷と「華宵好み」の確立について—（高畠麻子）
- 鳥成園の美人画—近代大阪の女性画家—（小川知子）
- 高畠華宵の身体表現における一考察—足を中心に—（田丸志乃・徳永高志）
- 絵画の空間とイメージ—柳瀬正夢のマヴォ時代―（武居利史）
- 杉浦非水と富本憲吉（山田俊幸）
- 特別紹介 愛媛県松山市出身の画家八木彩霞（熊次郎）の大正ロマンについて（八木洋美）
- 平井房人の宝塚歌劇における仕事について（冨田章）