日時:2024年3月9日(土)、10日(日) 場所:青山学院大学(青山キャンパス)
3月9日:シンポジウム:大正期前衛写真―安井仲治を中心に―
趣旨説明:天内大樹(青山学院大学准教授)
基調講演
演題:イメージ以前の安井仲治―現存資料の利活用における諸問題と判断
講師:若山満大(東京ステーションギャラリー学芸員)
演題 葬送の小石清——安井仲治に捧ぐ前衛写真家の矜持と詩心——
講師 松實輝彦(名古屋芸術大学教授)
ディスカッション
ディスカッサント 佐藤守弘(同志社大学教授)
展覧会見学
「生誕120年 安井仲治 僕の大切な写真」展(於:東京ステーションギャラリー)
3月10日:第56回研究会
・「橘小夢の優奇世絵の考察 ―江戸の浮世絵との連続性について―」 羽鳥朋恵(京都芸術大学大学院)
・「『はいからさんが通る』が描くモードと職業婦人」 松尾昌子
・「美人画ポスターにみる図像の歴史と展開」 田島奈都子(青梅市立美術館学芸員)
展覧会紹介
「少女たちのお手紙文化1890-1940展 〜変わらぬ想いは時を超えて〜」
・紹介者:谷口朋子(町田市民文学館ことばらんど学芸員)
・監修:山田俊幸(大正・乙女デザイン研究所長)
・後援:大正イマジュリィ学会
日時:2023年3月18日(土)、19日(日)
場所:大阪成蹊大学/一部ZOOM併用開催
3月18日:シンポジウム
イメージとテクストの交錯―エロ・グロ・ナンセンス期の〈メディア〉―
趣旨説明:熊倉一紗(大阪成蹊大学准教授)
基調講演
「俗悪と洗練の境界―エロ・グロ・ナンセンス前夜の地下出版―」 大尾侑子(東京経済大学准教授)
発表
・「地下出版のイメージ史―赤・桃・黒と見えないもの―」 足立元(二松学舎大学准教授)
・「エロ・グロ・ナンセンス時代のフォトモンタージュ―『アサヒグラフ』カメラマン・大久保好六のトリック写真―」 松實輝彦(名古屋芸術大学教授)
・「エロ・グロとアール・デコ ―モダンデザインの一側面―」 熊倉一紗(大阪成蹊大学准教授)
ディスカッション・質疑応答
コメンテーター 山田俊幸(大正・少女デザイン研究所長)
3月19日:第53回研究会
・「戦前期のポスターにみるデザインの表現 ―留学生の課題作品と商業ポスターを中心に―」 王堃(京都工芸繊維大学大学院)
・「港屋絵草紙店における竹久夢二版画の図像的特徴 ―木版技法の視点から―」 張諒太(特定非営利活動法人 京都藝祭交流協会)
・「戦前期の日本人図案家の創作の源泉について ―多田北烏の場合―」 田島奈都子(青梅市立美術館学芸員)
討議:「図像源泉」「引用」「借用」について
ファシリテーター
・岸文和(同志社大学名誉教授)
コメンテーター
・熊田司(関西学院大学非常勤講師)
・田島奈都子(青梅市立美術館学芸員)
・高畠麻子(高畠華宵大正ロマン館館長)
日時:2022年3月26日(土)、6月25日(土)
場所:同志社大学 至誠館S21(3月26日)/大阪市中央公会堂(6月25日)
第1部:第51回研究会
日時:2022年3月26日(土)13時45分〜
場所:同志社大学 至誠館S21
会長退任記念講演
「イマジュリィ雑感」島本浣(前「大正イマジュリィ学会」会長)
研究発表
・最後の抒情画家 藤田ミラノの美大時代の寄稿作品について
松尾昌子(東京工芸大学大学院 芸術学研究科)
報告
・高畠華宵大正ロマン館所蔵近代日本大衆雑誌図像データベース」について
佐藤守弘(同志社大学教授・データベース委員会)
前川志織(京都芸術大学専任講師・前・国際日本文化研究センター特任助教)(未定)
高畠麻子(高畠華宵大正ロマン館主任学芸員)
第2部:シンポジウム
日時:6月25日(土)
場所:大阪市中央公会堂
日程:2021年3月13日、14日
オンライン開催
3月13日(土)第49回研究会
・小林かいち《二号街の女》と山名文夫《第五番街の夜》
神尾怜奈(慶應義塾大学文学部)
・ポスタースタンプ〜最も小さな忘れられた広告〜
田島奈都子(青梅市立美術館)
・分離派建築会をめぐる歴史記述論
天内大樹(静岡文化芸術大学准教授)
3月14日(日)シンポジウム「マンガの中の大正」
戦後のポピュラー文化のなかで、〈大正〉という時代は、何回も注目され、時にはブ ームを起こしてきました。しかし、その都度、注目されるポイントは異なっています。 時代としての〈大正〉は、その度違う点にフォーカスして表象され、新たな生命を与えられることを繰り返してきたとも言えるでしょう。今回はそれを「転生」という言葉で捉えてみたいと思います。「転生」は、行われる時代や人間とも大きな関わりがあります。誰が、いつ、どのような「大正」を生まれ変わらせてきたのか。本シンポジウムではマンガというメディアに絞って、それらを考えてみたいと思っています。 まずは、大阪の文芸におけるモダニズムを体現したと評されているプラトン社(1922~28)にあつまった人びとを描いて話題となった『エコール・ド・プラトーン』の作者、永美太郎氏に、制作の上で考えたことを講演してもらいます。その後、三 人の研究者が、三つの時代――1970 年代、90 年代、そして同時代――に発表されたマンガに、それぞれの視点から立ち向かっていきます。今〈大正〉を考えることは、現 代という時代を考えること。そのような観点からこのシンポジウムを企画しました。
問題提起
・転生する〈大正〉―ポピュラー文化における時代/歴史の表象
佐藤守弘(同志社大学教授)
基調講演
・『エコール・ド・プラトーン』―時代マンガを描く時に考えたこと
永美太郎(マンガ家)
発表
・少女マンガと大正浪漫―『はいからさんが通る』を中心に
石田美紀(新潟大学教授)
・元号と都市のユートピアー『サクラ大戦』の「太正」帝都
村上敬(静岡県立美術館上席学芸員)
・無限の発見―社会・心性史として読む『鬼滅の刃』
水島久光(東海大学教授)
懸案の新型コロナウイルス流行が収まりそうにない現状におきまして、3月14日15日に開催予定でした全国大会を「延期」することになりましたのでご報告申し上げます。ご迷惑おかけいたしますが、ご理解とご協力賜りますようお願い申し上げます。今後の対応につきましては追ってお知らせいたします。
日時:2020年3月14日(土)、15日(日)
場所:大阪大学中之島センター 講義室304/講義室405(常任委員会・総会)
日時:2018年3月23日(土)、24日(日)
場所:同志社大学・今出川キャンパス・良心館305教室
第9回国際シンポジウム/第1部
・趣旨説明
岸文和(同志社大学文学部教授)
・「朝鮮の近代広告に見る漫画的要素」
河鍾元(Ha Jong-won: 鮮文大学校メディアコミュニケーション学科教授)
・「1930年代朝鮮の雜誌『新家庭』に見る広告」
徐有利(Seo Yu-ri:ソウル大学講師)
・「 (未定) 」(2019年2月12日現在)
張磊(同済大学上海国際設計創新学部準教授)
・「1920年-30年代の麦酒広告に関する考察(仮)」
熊倉一紗(京都造形大学非常勤講師)
・「広告媒体と広告内容の比較検討ー新聞と女性雑誌の中将湯広告から」
高畠麻子(高畠華宵大正ロマン館主任学芸員)
・「流布されたエロ・グロ・ナンセンス―『現代猟奇尖端図鑑』と新聞広告」
松實輝彦(名古屋芸術大学准教授)
・「戦間期東アジアにおける日本の製菓会社の広告戦略:森永製菓を例にして(仮)」
前川志織(国際日本文化研究センター特任助教)
・「病と健康の修辞法——戦間期日本の新聞における医薬品の広告から」
佐藤守弘(京都精華大学教授)
第9回国際シンポジウム/第2部
・「建築系雑誌の広告図像──技術の普及にあたって」
天内大樹(静岡文化芸術大学准教授)
・パネルディスカッション
発表者9名
第45回研究会
・「恩地孝四郎の抽象版画とルドンによる影響―1910年代および1930年代の作品をめぐって―」
岩間美佳(神戸大学国際文化学研究科グローバル文化専攻芸術文化論コース博士課程後期課程)
・「聖なるものの表象としての仏教版画:コレクションの視点から」
ピーダセン・ヒラリー(同志社大学文学部美学芸術学科 助教)
日時:2018年3月10日(土)、11日(日)
場所:同志社大学今出川キャンパス良心館305室
第7回国際シンポジウム ・趣旨説明 岸文和(同志社大学文学部教授) ・「韓国の雑誌『新女性』の表紙デザイン」 徐有利Seo Yuri(ソウル大学講師) ・「近代的擬似空間への招待 −『朝鮮日報』の連載漫画「ぽん太郎」シリーズ(1924.10~1927.8)の欲望と楽しさ」 河鍾元Ha Jongwon(鮮文大学校メディアコミュニケーション学科教授) ・「戦中期中国におけるタバコ広告:日本による「中国タバコ業界に関する調査報告書」を手掛かりに」 胡平Hu Ping(東南大学芸術学院教授
第42回研究会 ・「ローマ字誌『YOMIGAERI』巻1〜巻4に即して−紹介・問題点少々−」 牧野和夫(実践女子大学文学部教授) ・「東亜は呼ぶ――里見宗次《ORIENT CALLS》ポスターの制作背景」 熊倉一紗(京都造形芸術大学非常勤講師) ・「同人誌『月映』の死をめぐる表現のかたち−哀悼、病、〈群れ〉−」 橋本真佐子(立命館大学大学院先端総合学術研究科一貫制博士課程) ・「キャラメルのグラフィック広告と子ども文化ー森永製菓の童画による広告表現に注目して」 前川志織(国際日本文化研究センター特任研究員)
日時:2017年3月11日(土)、12日(日)
場所:立命館大学衣笠キャンパス 創思館1F カンファレンスルーム
第39回研究会
・「エレクトロポリス京都1915 ー大正大礼とイルミネーション」
佐藤守弘(京都精華大学)
・「明治20年代における石版画画工有山定次郎が目指した視点ーその歩みとエピソードを基にー」
松尾昌子
・「仁丹のある風景:戦前における仁丹町名表示板の設置状況とその経緯」
井出文紀(近畿大学)
・「雑誌『野球界』における野球表象」
根岸貴哉(立命館大学大学院)
・「戦時下における年少者の身体表現ー『少年倶楽部』と『少女倶楽部』の表紙絵分析を通してー」
中川裕美(岐阜聖徳学園大学非常勤講師)
見学会
櫻谷文庫(現地集合)京都府京都市北区等持院東町56
シンポジウム「複製」
・基調講演「〈複製〉とは何か」
谷川渥(京都精華大学客員教授)
・特別講演「コロタイプ印刷について」
鈴木巧(便利堂社長)
《パネルディスカッション》
・「明治・大正の複製技術の多様性」
熊田司(和歌山県立近代美術館館長)
・「絵の複製絵葉書をめぐって」
山田俊幸(日本絵葉書会会長)
・全体討議
登壇者:鈴木巧、熊田司、山田俊幸
司会:内村周(西宮市立大谷記念美術館)
日時:2016年3月25日(金)、26日(土)
場所:同志社大学・今出川キャンパス・良心館305教室
第36回研究会
・「個人蒐集家と画家 ~江戸清吉と小川千甕~」
安田容子(東北大学災害科学国際研究所)
・「明治40年における〈日本太古の住民〉―東京勧業博覧会の太古遺物陳列場とコロボックル想像図―」
藏田愛子(東京大学大学院文化資源学研究専攻博士課程)
・「婚礼調度をプロデュース――百貨店広告に見る近代の嫁入り」
森戸敦子(同志社大学大学院)
日時:2015年3月13日(金)、14日(土)
場所:京都精華大学黎明館002
第3回国際シンポジウム(サントリー助成研究活動/学会共催)
・「ポスターのレトリック:欲望喚起のメカニズム」(趣旨説明)
岸文和(同志社大学)
・「日本占領期台湾の広告における記号としての〈戦争〉:『台湾日日新報』を例として」
孫秀蕙、陳儀芬(国立政治大学)
・「日本および植民地朝鮮の広告/戯画における〈文化生活〉」
ジョルダン・サンド(ジョージタウン大学)
全体討論「モダニティの広報:20世紀前期東アジアの視覚文化を考える」
司会:佐藤守弘(京都精華大学)
第33回研究会
〈研究発表〉
・「高島屋百貨店における洋風家具;新聞や販促物にみるイメージ」
亀野晶子(摂南大学非常勤講師)
・「話す写真家たち:戦間期のラジオテキスト『写真講座』の図像をめぐって」
松實輝彦(名古屋芸術大学)
・「大正泰西画家訪問:マチス、ルノアール、など」
山田俊幸(帝塚山学院大学)
〈レクチャー〉
・「美術全集事始め:大正の美術出版の隅っこで」
島本浣(京都精華大学)
日程:2014年3月8日(土)、9日(日)
場所:京都工芸繊維大学60周年記念館記念ホール
見学会:京都工芸繊維大学美術工芸資料館
【シンポジウム】
ポスター語りのポリフォニー:ポスター論の可能性に向けて
基調講演
演題:「ポスター芸術」ではなく「双方向なコミュニケーション・ツール」としてポスターを受容する
講師:橋本優子氏(宇都宮美術館主任学芸員)
パネルディスカッション
パネリスト
・加島 卓氏(東海大学専任講師)
・植木啓子氏(大阪新美術館建設準備室主任学芸員)
・熊倉一紗氏(京都造形大学非常勤講師)
・司会:佐藤守弘氏(京都精華大学教授)
【第31回研究会】
・津田青楓の図案の変遷
大平奈緒子(学習院大学大学院)
・武者小路実篤の色紙と文人画:「花卉雑画」の系譜
亀井祐美(「大正イマジュリィ学会」会員)
・印行名を用いたポスターの制作年代の絞り込み方法について:精版印刷会社を例として
田島奈都子(青梅市立美術館学芸員)
・明治・大正期の絵画関係文献に見る中国絵画観
河野道房(同志社大学教授)
・旧そごう心斎橋本店・藤川勇造《飛躍》の像再考:商都の象徴としてのメルクリウスとかかわって
橋爪節也(大阪大学総合学術博物館館長)
日程:2013年3月9日(土)、10日(日)
場所:國學院大学 若木タワー5F 509教室
【基調講演1】(9日)
講師:阿刀田高氏(作家・山梨県立図書館長)
演題:「私と大正とデカダンス(仮)」
【基調講演2】(9日)
講師:萩原朔美氏(映像作家・演出家・多摩美術大学教授)
演題:「萩原朔太郎と写真」
【シンポジウム】(9日)
テーマ:大正デカダンス
パネリスト
・谷川渥氏(國學院大学教授)
・上薗四郎氏(笠岡市立竹喬美術館館長)
・瀬尾典昭氏(渋谷区立松濤美術館主任学芸員)
司会
・島本浣氏(京都精華大学教授)
【博物館見学会】
場所:白根記念渋谷区立郷土博物館・文学館
【総会】
【第28回研究会】
・荷風における比喩としての「音楽」:『江戸芸術論』を手がかりにして
林信蔵(京都大学非常勤講師)
・「セセッション」式は「ウィーン分離派」式か:芥川龍之介の『河童』などに見られる表現を手がかりに
高橋麻帆(金沢大学非常勤講師)
・春台美術展と本郷絵画研究所:昭和期における官展系美術団体の一動向
高山百合(福岡県立美術館)
・中世文学〔美術〕史用語の生成と内国勧業博覧会:奈良絵本をめぐって
牧野和夫(実践女子大学)
日程:2012年3月16日(金)、17日(土)、18日(日)
場所:国立新美術館(16日)、北仲スクール(17、18日)
【イマジュリィ資料展示】(16日)
特集・趣味と版画の微妙な関係
・宝船、絵葉書、千社札、趣味家資料、版画資料
出品者:熊田司、三木哲夫、牧野和夫、山田俊幸、平野英夫、)
何でも紙物展示コーナー
・夢二表紙コレクション、与平コマ絵コレクション、珍版画、など
出品者:熊田司、牧野和夫、三木哲夫、山田俊幸)
〈展示トーク〉
解説者:熊田司、牧野和夫、山田俊幸、三木哲夫、大平奈緒子 ほか
【総会】(17日)
【シンポジウム】(17日)
遍在する残像—パテ・ベビーが映し出す1930年代日本の〈小さな歴史〉
・講演+映像上映
水島久光氏(東海大学)
・パネリスト
原田健一氏(新潟大学)
林田 新氏(同志社大学大学院)
・コメンテーター
樋口伊喜夫氏(横浜記録映画)
松本一正氏(株式会社東京光音)
・司会
佐藤守弘氏(京都精華大学)
【第25回研究会】(18日)
・ 〈小藝術〉のゆくえ—1910年代における〈美術〉——〈工藝〉間の関係性をめぐって——
入江繁樹(東京大学大学院)
・ 忘れられた流行作家の軌跡——内藤千代子と明治期ユースカルチャー——
嵯峨景子(東京大学大学院)
・資料紹介報告:趣味家・竹内久一のこと
山田俊幸(帝塚山学院大学)
【乙女トーク】(18日)
大正乙女のクラシックとアート
永山多貴子氏(郡山市立美術館)
高野麻衣氏(音楽ライター/編集者)
司会:辺見海(編集者)
【見学会】(18日)
・日本郵船歴史博物館
日程:2011年3月26日(土)、27日(日)
場所:同志社大学今出川校地
【総会】(26日)
【第22回研究会】(26・27日)
・ 柳宗悦の工藝理論における〈個人作家〉の位置づけ—1920年代を中心にして—
入江繁樹(東京大学大学院)
・ 光のアトラクション—大正期の浴室にみる白色タイルの受容—
中村裕太(京都精華大学大学院)
・ 研究報告:高畠華宵の子ども絵—アリスとの同質性をめぐって—
高畠麻子(高畠華宵大正ロマン館)
・ 宝塚歌劇における「主題歌」の登場
阪上由紀(関西学院大学文学研究科)
・ 「ジャパニーズ・ファッション」のはじまり
井上雅人(武庫川女子大学)
【『大正イマジュリィ辞典』についての報告と討議】
【シンポジウム】(27日)
テーマ:横浜・異国趣味のイマジュリィ
パネリスト:
谷川渥氏(國學院大学)
天内大樹氏(日本学術振興会特別研究員)
司会:
佐藤守弘氏(京都精華大学)
日程:2010年3月6日(土)、7日(日)
場所:碧南市藤井達吉現代美術館
【総会】(6日)
【美術館見学/ギャラリートーク聴講】(6日)
【特別講演】(6日)
講師:木本文平(碧南市藤井達吉現代美術館館長)
演題:藤井達吉について
【第19回研究会】(6・7日)
・ 小林一三の国民劇概念と宝塚歌劇—歌舞伎劇と歌劇との関係を中心に—
石崎佑子(東京大学大学院)
・ 第一次世界大戦の図像—1910年代日本における戦争の表象をめぐって—
向後恵里子(早稲田大学)
・ 少女マンガの源流としての抒情画—竹久夢二と中原淳一を中心に—
金素媛(立命館大学大学院)
・ 挿絵による自然主義受容—永井荷風の初期作品を中心にして—
林信蔵(京都大学大学院)
・ 日本カリガリズム?
出村雅哉(同志社大学)
【シンポジウム】(7日)
テーマ:大正の「小美術品店」
パネリスト:
瀬尾典昭(渋谷区立松濤美術館)
熊田司(大阪市立近代美術館建設準備室)
山田俊幸(帝塚山学院大学)
司会:中谷伸生(関西大学)
日程:2009年3月7日(土)、8日(日)
場所:大津市歴史博物館
【総会】(7日)
【シンポジウム】(7日)
テーマ:『イマジュリィ』道楽—収集・交換・生産をめぐって—
パネリスト:
木津勝(大津市歴史博物館)
橋爪節也(大阪大学)
山田俊幸(帝塚山学院大学)
司会:岸文和(同志社大学)
【第16回研究会】(8日)
・ 近世画家の大津絵に対するまなざし
谿季江(関西大学大学院)
・ 近世・近代におけるイレズミを入れた人物像の確立—谷崎潤一郎『刺青』を契機とした一考察—
大貫菜穂(立命館大学大学院)
・ 大正期の輸出陶磁器に描かれた美人図について
井谷善惠(多摩大学非常勤講師)
・ 京都さくら井屋と村上三千穂—絵封筒貼り交ぜ帖(益川)の上での出会い—
牧野和夫(実践女子大学)
【展覧会見学】
道楽絵はがき—コレクターたちの粋すぎた世界(於:大津市歴史博物館)
日程:2008年3月8日(土)、9日(日)
場所:京都精華大学/京都国際マンガミュージアム
【総会】(8日)
【第13回研究会】(8日)(京都精華大学)
・ 1911年の劇画性—鈴木松年筆《宇治川の戦図屏風》と祇園祭—
高久直子(同志社大学大学院)
・ 分離派建築会と山東省
天内大樹(東京大学大学院)
・ 伊奈信男「写真に帰れ」再考—1930年代の「新興写真」を中心に—
林田新(同志社大学大学院)
・ 小林かいちのビブリオグラフィー—親族へのインタビュー調査から—
富山由紀子(早稲田大学大学院)
・ 共有した甲斐庄楠音のモデル
上薗四郎(笠岡市立竹喬美術館)
【展覧会見学】(8日)
生誕120 執念記念 美少年美少女幻影—高畠華宵の世界—(於:京都精華大学情報館)
【講演会】(9日)(京都国際マンガミュージアム)
高畠華宵生誕120周年記念講演会
講師:竹宮惠子(京都精華大学・マンガ家)
聞き手:島本浣(京都精華大学)
石田美紀(新潟大学)
【シンポジウム】(9日)(京都国際マンガミュージアム)
高畠華宵生誕120周年記念シンポジウム
テーマ:高畠華宵とセクシュアリティ
パネリスト:
篠原資明(京都大学)
ジャクリーヌ・ベルント(横浜国立大学)
永山薫(マンガ批評家・作家)
司会:石田美紀(新潟大学)
日程:2007年3月10日(土)、11日(日)
場所:姫路市立美術館
【総会】(10日)
【シンポジウム】(10日)
テーマ:抒情はいかにして可能か—絵画・文学・音楽を横断して—
パネリスト:
網干毅(関西学院大学)
山田優子(金沢湯涌夢二館)
小嶋洋子(高畠華宵大正ロマン館)
ゲスト:太田孝彦(同志社大学)
司会:岸文和(同志社大学)
【第10回研究会】(11日)
・ 旅に誘う民謡—安来節の声と風景—
秋吉康晴(神戸大学大学院)
・ 明治・大正における一蝶イメージの意味作用
亀井祐美(同志社大学大学院)
・ 「製品」としての「文学作品」—尾崎翠とその周辺にみる—
佐々木孝文(鳥取市教育委員会)
・ 近代における茶の湯のグラフィズム
宮嶋幸子(奈良芸術短期大学非常勤講師)
[展覧会解説]
田島奈都子(姫路市立美術館)
【展覧会見学】
大正レトロ昭和モダンポスター展—印刷と広告の文化史— (於:姫路市立美術館)
日程:2006年3月11日(土)、12日(日)
場所:倉敷市立美術館
【総会】(11日)
【シンポジウム】(11日)
テーマ 急激な社会変化に大正イマジュリィはどう反応したか
—関東大震災と復興を中心に—
司会 熊田司(大阪市立近代美術館建設準備室)
パネリスト 気谷誠(埼玉大学図書館)
小山俊樹(京都市政史編さん助手)
前田興(倉敷市立美術館)
萬木康博(ふくやま美術館)
【第7回研究発表会】(12日)
・三越呉服店による第1回広告画図案懸賞募集の影響と受容について
田島奈都子(姫路市立美術館)
・正月用引札における日清・日露戦争イメージ
熊倉一紗(同志社大学大学院)
・夢二のキリスト教—『竹久夢二抒情画展覧会』(1918)をめぐって
小嶋洋子(関西学院大学)
・『近事画報』『戦時画報』の挿絵にみる満谷国四郎の活動について
廣瀬就久(岡山県立美術館)
・大正末期の池田遙邨—『災禍の跡』のあと
佐々木千恵(倉敷市立美術館)
【展覧会見学】
・「池田遙邨展」(於 倉敷市立美術館)
日程:2005年3月12日(土)、13日(日)
場所:関西大学
【総会】(12日)
【記念講演会】(12日)
・写真の大正ロマン—高山正隆を中心に— 飯沢耕太郎(写真評論家)
【第4回研究会】(13日)
・杉浦非水のデザイン
成瀬博子(関西大学大学院)
・〈伝統〉の地政学—世紀転換期における京都の表象をめぐって
佐藤守弘(京都精華大学)
・夢二と写真
気谷誠(埼玉大学図書館)
・柳谷のイマジュリィ
熊田司(大阪市立近代美術館建設準備室)
・イマジュリィに対する来館者の意識調査(展覧会調査報告)
梅田亜由美(高畠華宵大正ロマン館)
【展覧会見学】(13日)
・「モダニズム心斎橋—近代大阪/美術とシティライフ」
(於 大阪市立近代美術館心斎橋展示室)
日程:2004年3月13日(土)、14日(日)
場所:高畠華宵大正ロマン館(13日)/ 愛媛大学(14日)
【総会】(13日)
【記念講演会】(13日)
・モダン都市と挿絵 海野弘(評論家)
【第1回研究会】(14日)
・アヴァンギャルドの宣伝活動 —萬鐵五郎「日本画展覧会」を中心に—
中間志織(同志社大学大学院)
・鳥成園の美人画 —近代大阪の女性画家—
小川知子(大阪市立近代美術館建設準備室)
・高畠華宵の身体表現における一考察 —足を中心に—
田丸志乃(高畠華宵大正ロマン館)、徳永高志(高畠華宵大正ロマン館)
・絵画の空間とイメージ —柳瀬正夢のマヴォ時代—
武居利史(府中美術館)
・杉浦非水と富本憲吉
山田俊幸(帝塚山学院大学)
【関連展示】(14日)
・華宵の劇性—華宵好みのドラマ(於 高畠華宵大正ロマン館)
・E.アジェ、杉浦非水、柳瀬正夢等の個人コレクション公開
(於 高畠華宵大正ロマン館)
日時:2024年7月21日(日)
場所:同志社大学
趣旨説明:熊倉一紗(大阪成蹊大学准教授)
基調講演
演題:隣の奇人 平凡寺
講師:夏目房之介(マンガ批評家)
発表
「我楽他宗宗員列伝」 藤野滋(藤野商事株式会社代表取締役、近江郷土玩具研究会代表)
「国際ネットワークとしての我楽他宗」 ヘレナ・チャプコヴァー(立命館大学准教授)
「平凡時の画技―来歴と特徴―」 熊倉一紗(大阪成蹊大学准教授)
ディスカッション
ディスカッサント:佐藤守弘(同志社大学教授)
日時:2024年3月10日(日)
場所:青山学院大学(青山キャンパス)
日時:2023年11月12日(日)
場所:同志社大学新町キャンパス/ZOOM併用)
共催:デジタルアーカイブ学会
趣旨説明
・前川志織(京都芸術大学専任講師)
基調講演
演題:日本常民文化研究所における絵引研究―その背景、所蔵資料、後継事業
講師:泉水英計(神奈川大学教授)
演題:民俗写真家・芳賀日出男の軌跡と方法(リマスター版)
講師:菊地 暁(京都大学助教)
報告
「『高畠華宵大正ロマン館所蔵近代日本大衆雑誌図像データベース』の現状とその活用例」 高畠麻子(高畠華宵大正ロマン館館長)
「大正イマジュリィを記録する」 水島久光(東海大学教授)
ディスカッション
日時:2023年8月6日(日) 場所:同志社大学/ZOOM併用
研究発表
・「旧・埼玉会館塔上の平和の女神像考」 島田有美子(美術史家・アート鑑賞ナビゲーター)
書評セッション
『異国の夢二』(ひろた まさき著)を読む
評者
・長志珠絵(神戸大学教授/『異国の夢二』編集者)
・高橋律子(NPO法人ひいなアクション代表)
・佐藤守弘(同志社大学教授)/兼司会
日時:2023年3月19日(日)
場所:大阪成蹊大学/一部ZOOM併用開催
日時:12月24日(土) 13:30〜
場所:同志社大学 RY(良心館)106教室
講演会+資料検討会「20世紀初頭の銀座を想像する」
講演会(13:30〜14:45)
講師:中村裕太(京都精華大学芸術学部)
演題「中村裕太は、資生堂と を調合する
→講演会の様子をYouTubeで公開しています。
資料検討会(15:00〜)
日時:2022年3月26日(土)
場所:同志社大学 至誠館S21(3月26日)
【研究発表】
・詳細は第19回全国大会を参照
日時:2021年12月11日(土) 13:00〜17:45
会場:同志社大学良心館RY206教室
・岸田劉生のエッチング連作「天地創造」について―西洋美術への参照と版画認識をめぐって―
岩間美佳/神戸大学大学院
・キャラメルを事例とした大正期におけるポケットサイズの紙小箱の意匠設計と携帯行為の大衆化の萌芽について
片倉 葵/東京都立大学大学院
・杉浦非水の三越のポスターから見る様式の変遷
藤本 奈緒/神戸大学大学院
・近代図案史における児童雑誌の表紙の役割ー杉浦非水の手がけた『少年世界』を中心にー
山口 希/國學院大學大学院
講演会
・中山太陽堂&プラトン社のデザインについて:モダンガールを中心に
三木学(文筆家・編集者)
日程:2021年3月13日、14日
・詳細は第18回全国大会を参照
日時:2020年11月22(日)13:30〜
方法:ZOOMを使ったオンライン方式
・「赤玉」をめぐるイメージ ―赤玉盃獲得写真競技会を中心に―
芦高郁子(京都工芸繊維大学大学院 博士後期課程)
・紙小箱に印刷される図案の広告性についての考察ー嗜好品パッケージの図像と印刷技法を中心に
片倉 葵(東京都立大学大学院 博士後期課程)
・W. M. ヴォーリズが日本の家庭向けに販売した学校教育用ミーズナー製ピアノ―日米の広告比較から―
齊藤紀子(お茶の水女子大学基幹研究院 研究員)
・『少女の友』の誌風と高橋真琴の少女像
松尾昌子(東京工芸大学大学院芸術研究科 博士後期課程)
日時:2019 年11 月30 日(土)11:00~
場所:天理大学参考館(見学)、天理大学9号館(ふるさと会館)大ホール(研究会)
見学会
天理大学参考館「大阪市営交通114年の軌跡」展など見学(11:00~)
研究発表
・「中華民国期における日中近代デザインの交流と変遷── 陳之佛を中心に」
呉越(京都精華大学大学院芸術研究科博士後期課程)
・「装いのなかの山岳風景 ─大正・昭和初期の着物における洋風柄の一考察」
枝木妙子(立命館大学先端総合学術研究科)
・「福原信三のパリ̶̶都市表象の断片」
佐藤守弘(京都精華大学デザイン学部教授)
資料紹介/資料検討会
・「図案資料あれこれ~久保田米僊、津田青楓を中心に」
山田俊幸(大正・乙女デザイン研究所所長、日本絵葉書会会長)
日時:2019年8月3日(土)13:00~17:30
場所:京都精華大学 黎明館L002教室
大正イマジュリィ研究とデジタル・アーカイヴ 趣旨:戦前期日本の大衆的図像についての研究者やコレクター、アーカイブズ関係者が集まり、データベースやアーカイヴ(ズ)に関する基礎的な共通理解を深め、研究に活用していくにはどのような仕方があるのか、などを考える。
概要解説
佐藤守弘(京都精華大学)「アーカイヴについての基本的な解説」
基調講演
報告①「日文研の図像関連データベースについての使用法・問題点」(仮)
前川志織(国際日本文化研究センター)
報告②「日文研の浪曲 SP レコード・デジタルアーカイブ(2020年度公開予定)について」(仮)
古川綾子(国際日本文化研究センター)
報告③「日文研の近世期絵入り百科事典DBについて」(仮)
石上阿希(国際日本文化研究センター)
報告④「大正イマジュリィに絡むデジタル・アーカイヴの紹介」
熊倉一紗(京都造形大学)
ディスカッション
コーディネーター:岸文和(同志社大学)
司会進行:高畠麻子(高畠華宵大正ロマン館)
【共催】広告レトリック研究会(科学研究費助成事業[基盤研究C]研究代表者・岸文和)
国際日本文化研究センター機関拠点型基幹研究プロジェクト
「大衆文化の通時的・国際的研究による新しい日本像の創出」
日時:2018年3月23日(土)、24日(日)
場所:同志社大学・今出川キャンパス・良心館305教室
・詳細は第16回全国大会を参照
日時:2018 年12 月15 日(土)
場所:同志社大学今出川校地・良心館305室
第8回国際シンポジウム「戦間期東アジアにおける大衆的図像の視覚文化論」 ・趣旨説明:「戦間期東アジアにおける日本製品広告の視覚文化論」 岸文和(同志社大学文学部教授) ・基調講演:「日本人画家による支那服表象の系譜」 劉建輝(国際日本文化研究センター副所長・教授) ・研究発表1:「『盛京時報』における医薬広告の絵画記号論的研究」 孫秀蕙(台湾国立政治大学広告系教授) 翻訳 王婧瑜(同志社大学大学院社会学研究科) 通訳 丁偉偉(同志社大学社会学部嘱託講師) ・研究発表2:「日治戦争期間(1918-1939)の商品広告における台湾図像について」 姚村雄(台湾国立高雄師範大学視覚設計系教授・芸術学院院長) 翻訳・通訳 施燕(関西大学博物館学芸員) ・研究発表3:「『華文大阪毎日』の広告に関する視覚文化論」 湯筠氷(中国復旦大学芸術設計系准教授) 翻訳・通訳 汪文磊(同志社大学大学院文学研究科) ・研究発表4:「民国期中国のヴィジュアル・デザインに見る外国作品からの影響」 田島奈都子(青梅市立美術館学芸員) ・パネルディスカッション 司会 高畠麻子(高畠華宵大正ロマン館主任学芸員)
日時:2018年7月29日(日)
場所:大阪区くらしの今昔館
公開シンポジウム:ヴィジュアルから切る”大大阪” アート、博覧会、マスメディア
大阪市中央公会堂竣工100周年記念特別展「大大阪モダニズム―片岡安の仕事と都市の文化―」にあわせて、大正から昭和にかけての「大大阪」に関するシンポジウムを開催します。
大正14年(1925)、大阪市は第二次市域拡張で東京市を抜き、日本最大、世界第6位のマンモス都市となり、名市長・關一を先頭に、御堂筋や地下鉄の建設をはじめ文化施設の開設などが進みます。シンポジウムでは「大大阪」をヴィジュアルから切り取ります。
朝日新聞に「大大阪君の顔」を連載した漫画家・岡本一平や、天王寺公園で開催された大大阪記念博覧会、池田遥邨《雨の大阪》など絵画、そしてメディアはいかに「大大阪」を発信するかをとりあげ、街も人もダイナミックな、この時代の大阪についてディスカッションします。
・パネリスト
橋爪節也(大阪大学教授)
古川武志(大阪市史料調査会)
大迫力(「月刊島民」編集・発行人)
東由梨(大阪くらしの今昔館)
ディスカッションより参加
谷直樹(大阪くらしの今昔館館長)
日時:2018年3月10日(土)、11日(日)
場所:同志社大学今出川キャンパス良心館305室
・詳細は第15回全国大会を参照
日時:2017年12月23日(土)
場所:同志社大学今出川キャンパス徳照館2階第2共同利用室
資料検討会/テーマ:写真
コーディネーター:松實輝彦氏
シンポジウム「大阪イマジュリィをもとめて? 百花繚乱 北野恒富とその芸術――本画、ポスター、挿絵、そして大阪――」
日時:2017年7月9日(日)
場所:大阪芸術大学 スカイキャンパス
大衆的な図像“イマジュリィ”を研究する大正イマジュリィ学会は、昨年、“イマジュリィ”の宝庫・大阪をテーマにシンポジウム「アート? デザイン? 道楽? 大阪イマジュリィをもとめて」を開催しました。今回は「没後70年 北野恒富展 なにわの美人図鑑」開催を機に、大阪画壇を代表する巨匠北野恒富のシンポジウムを開催します。
恒富は金沢に生まれ、新聞の版下を彫る彫刻師となりますが、画家を志して大阪で挿絵画家の稲野年恒に学びます。新聞小説の挿絵やポスターで頭角をあらわし、やがて本格的な日本画家として大阪画壇の中心で活躍しました。大正美術会や大阪美術展、大阪茶話会設立に関与したほか、日本美術院再興に参加して同人となり、画塾白耀社で後進育成にも力を注ぎます。また、谷崎潤一郎の小説挿絵や、アールヌーヴォー調のポスターほか印刷全般にも携わるなど、大阪らしい画家でした。
シンポジウムでは、展覧会に携わったメンバーを中心に恒富の芸術と大阪の“イマジュリィ”を探ります。
プログラム
・「『美人画』からの脱出─北野恒富の言葉と筆あと」
川西由里(島根県立石見美術館)
・「北野恒富と岩絵具の新表現」
荒井経(東京藝術大学大学院)
・「本画とポスター―恒富流二足の草鞋の履きこなし方―」
田島奈都子(青梅市立美術館)
・「日本画家以前の北野恒富」
西山純子(千葉市美術館)
・「恒富と浮世絵、そして大阪」
北川博子(あべのハルカス美術館)
・ディスカッション
報告者
司会:橋爪節也(大阪大学総合学術物館)
総括:犬伏雅一(大阪芸術大学)
日時:2017年3月11日(土)、12日(日) 場所:立命館大学衣笠キャンパス 創思館1F カンファレンスルーム
・詳細は第14回全国大会を参照
日時:2016年12月7日(水)
会場:同志社大学今出川校 徳照館2階第一共同利用室
資料検討会:あれやこれや・がやがや「実物イマジュリィ資料」を見て語りあう会
・テーマ1:銅・石版印刷の行方を考える
明治から大正にかけては、複製芸術の印刷の質が大きく変わりました。今回は、それに焦点を当てて、研究資料を持ち寄りたいと思います。もちろん参考としての木版印刷も可です。また、皆で検討してもらいたいものの持ち込みもOK。「みんなで鑑定会」をしましょう。(担当:熊田司)
・テーマ2:自由資料展示
自分でも分からないもの、ちょっと誰かに見せたいものを展示します。各自5分ほどの説明をして下さい。(担当:山田俊幸)
シンポジウム:アート? デザイン? 道楽?―大阪イマジュリィをもとめて
日時:2016年7月31日(日)15時から(受付開始14時30分)
場所:大阪市中央公会堂3階小集会室
主催:大正イマジュリィ学会
後援:大阪市
趣旨説明
特別講演
肥田晧三「大阪・大正イマジュリィ」
報告
・イマジュリィ蒐集と都市イメージ探求
橋爪節也(大阪大学総合学術物館)
・〈実用〉と〈趣味〉の間で―浮世絵師たちの近代
熊田司(和歌山県立近代美術館)
・路線図のなかの大阪
船越幹央(大阪歴史博物館)
・グラフィックデザインの視点によるイマジュリィ
高橋善丸(大阪芸術大学)
ディスカッション
司会 菅谷富夫(大阪新美術館建設準備室)
日時:2016年3月25日(金)、26日(土)
場所:同志社大学・今出川キャンパス・良心館305教室
【研究発表】
・詳細は第13回全国大会を参照
日時:2015年7月18日(土)
会場:静岡文化芸術大学 南棟2階281教室
シンポジウム「〈音〉の空間――大正、近代」
【特別講演】
・「セノオ楽譜と大正音楽事情」
山田俊幸
【研究発表】
・キッチュとモダニティ――浪花節のメディア空間
佐藤守弘(京都精華大学)
・近代日本のピアノ――三木楽器の帳簿(1902-1940)と雑誌『住宅』にみるその音空間
齋藤紀子(お茶の水女子大学)
・近代浜松における〈音〉の空間――日本楽器製造株式会社とラッパ文化
奥中康人(静岡文芸大学)
【討議】(司会:天内大樹/静岡文化芸術大学)
見学会:浜松市楽器博物館見学
日時:2015年3月13日(金)、14日(土)
場所:京都精華大学黎明館002
【研究発表】
・詳細は第12回全国大会を参照
日時:12月27日(土曜日)11:00~17:00
場所:同志社大学今出川校地・良心館305室
【研究発表】
・詳細は第2回国際シンポジウムを参照
日時:2014年7月12日(土)
場所:和歌山県立近代美術館
・「芸術写真の地方都市における展開:アマチュア写真団体・金沢写友会の活動を事例として」
若山満大(神戸大学大学院人間発達環境学研究科)
・「植物知識の普及:西野猪久馬の図譜、挿絵を手がかりに」
蔵田愛子(東京大学大学院人文社会系研究科文化資源学研究専攻修士課程)
・「谷口公嶠が遺したもの:画塾「自邇会」出身画家の活動を中心に」
藤本真名美(和歌山県立近代美術館学芸員)
美術館見学会
日程:2014年3月9日(日)
場所:京都工芸繊維大学60周年記念館記念ホール
【研究発表】
・詳細は第11回全国大会【研究発表】を参照
日時:2013年12月14日(土)午後1時30分〜午後5時
場所:大佛次郎記念館和室(横浜市中区山手町113)
資料検討会
・梅錦写真コレクションについてのトーク
山川浩一郎会員/聞き手:佐藤守弘会員
・出展資料および張込み帖について
説明:山田俊幸会員、牧野和夫会員
日時:7月13日(土曜日)13:00〜17:15
場所:同志社大学今出川校地・良心館406号室
MINHWAと大津絵——〈民画〉という思想
・趣旨説明:岸文和(同志社大学教授)
・(MINHWA)の展開様相と絵画史的意義
鄭炳模(慶州大学教授)/通訳:朴美蓮(同志社大学大学院)
・朝鮮美術から〈民画〉を考える
片山真理子(高麗美術館研究員)
・柳宗悦の工藝理論における〈民画〉の位置づけ——大津絵を事例として
入江繁樹(東京理科大学非常勤講師)
・図案・模様・民画——〈近代絵画〉から疎外されたもの
土田真紀(同志社大学嘱託講師)
・討論
日程:2013年3月10日(日)
場所:國學院大学 若木タワー5F 509教室
【研究発表】
・詳細は第10回全国大会【研究発表】を参照
日程:2012 年12 月8 日(土)14:00〜17:00
場所:高知県立文学館
【シンポジウム】
「大正ロマンのイメージ」
パネリスト
・山田俊幸(帝塚山学院大学)
・橋爪節也(大阪大学総合学術博物館)
・河村章代(高知県文化財団)
【見学会】
展覧会「大絵金展極彩の闇」(高知県立美術館)
日程:2012年7月21日(土)
場所:穎川美術館
【研究発表】
・絵葉書・絵地図に描かれた近代の名勝—3人の画家による自然風景—
南出みゆき(神戸大学大学院)
・竹久夢二作品における感情の諸相
小嶋洋子(高畠華宵大正ロマン館嘱託学芸員)
【研究報告】
・動物・植物写真と日本近代絵画
中川馨
日程:2012年3月18日(日)
場所:北仲スクール
【研究発表】
・詳細は第9回全国大会【研究発表】を参照
日時:2011年12月11日(日)13:00〜16:20
場所:京都精華大学黎明館L103教室
【講演会】
演題:チェーザレ・ブランディの修復理論の概要
講師:金田千秋氏(筑波大学大学院教授)
【講演会】
講師:山野英嗣氏(京都国立近代美術館学芸課長)
演題:竹久夢二再考
日時:2011年7月24日(日)13:00〜16:30
場所:西宮市大谷記念美術館講堂
【研究発表】
・里美宗次のグラフィズム
熊倉一紗(京都造形芸術大学非常勤講師)
・バレエ・リュスの紹介と受容〜大正期のグラフィック・デザインを中心にして〜
田島奈都子(姫路市立美術館)
【展覧会見学】
・「野口久光 シネマ・グラフィックス」展(於:西宮大谷記念美術館)
【講演会】
(講師)石田美紀氏(新潟大学)
(演題)映画のポスター、映画とポスター
日程:2011年3月26日(土)、27日(日)
場所:同志社大学今出川校地
【研究発表】
・詳細は第8回全国大会【研究発表】を参照
日程:2010年12月11日(土)
場所:渋谷区立松濤美術館
【研究発表】
・ 「小林かいち」その絵葉書・絵封筒の制作時期
竹内貴久雄
・ 大正のコスモポリタニズム?—下中弥三郎と「世界美術全集」(平凡社)
島本浣(京都精華大学)
【展覧会見学】
・ 大正イマジュリィの世界—デザインとイラストレーションのモダーンズ— (於:渋谷区立松濤美術館)
【鼎談聴講】
テーマ:大正—唄うイマジュリィ、踊るイマジュリィ
出演者:谷口朋子(挿絵研究家)
芳賀直子(舞踊研究家)
辺見海(編集者)
日程:2010年7月31日(日)
場所:同志社大学
【研究発表】
・ 竹久夢二と少女文化—『新少女』読者投稿画の変化をめぐって—
小嶋洋子(関西学院大学大学院研究員)
・ 近代挿絵画家の分類試論
中谷伸生(関西大学)
【『大正イマジュリィ辞典(仮称)』についての報告及び事例発表】
事例発表
・ 大正イマジュリィの世界—〈趣味〉番付を手がかりに
岸文和(同志社大学)
報告&討議
座長:岸文和(同志社大学)
日程:2010年3月6日(土)、7日(日)
場所:碧南市藤井達吉現代美術館
【研究発表】
・詳細は第7回全国大会【研究発表】を参照
日程:2009年12月13日(日)
場所:京都精華大学
【展覧会解説】
・ 「EX LIBRIS(蔵書票)」展について
熊田司(大阪市立近代美術館建設準備室)
・ 「京都圖案の伝統と冒険 芸艸堂」展について
山田俊幸(帝塚山学院大学)
【展覧会見学】
・ 京都圖案の伝統と冒険 芸艸堂(於:京都精華大学情報館)
【研究発表】
・ 『日本少年』の表紙絵、その幻想性のありかを探る
梶田雄一朗(京都精華大学大学院)
・ 金城安太郎の挿絵—沖縄に受け継がれた大正ロマン的なものを探る—
金城美奈子(文化の杜共同企業体)
・ 写真に見るモダニズムの間隙—岡本東洋の花鳥・鳥獣写真を中心に—
高橋千晶(同志社大学嘱託講師)
日程:2009年7月11日(土)
場所:大阪大学
【研究発表】
・ 商業美術におけるシュルレアリスム的手法の導入と編成—今竹七郎の作品を中心に—
山本友紀(京都大学大学院)
・ 大正という時代の「気分」について
山田俊幸(帝塚山学院大学)
【映画および展覧会解説】
橋爪節也(大阪大学)
【映画鑑賞】
大大阪観光(昭和12年)
【展覧会見学】
昭和12年のモダン都市へ(於:大阪大学総合学術博物館 待兼山修学館)
日程:2009年3月8日(日)
場所:大津市歴史博物館
【研究発表】
・詳細は第6回全国大会【研究発表】を参照
日程2008年11月9日(日)
場所同志社大学
テーマ:織田一磨の東京風景・大阪風景など
講師:小池智子(近代日本版画研究家)
熊田司(大阪市立近代美術館建設準備室)
司会:山田俊幸(帝塚山学院大学)
日程:2008年8月2日(土)
場所:同志社大学
【研究発表】
・ 〈婦人〉雑誌における〈美人〉—口絵と美容問答からの考察—
小出治都子(立命館大学大学院)
【『大正イマジュリィ事典(仮称)』発行に向けて】
〈研究発表〉
・ イマジュリー研究における商業ポスター—近接領域との関連を含むその存在と位置について—
田島奈都子(姫路市立美術館)
〈調査現況報告〉
・ 『大正イマジュリィ事典』と挿絵
小嶋洋子(高畠華宵大正ロマン館)
〈討議〉
司会:岸文和(同志社大学)
日程:2008年3月8日(土)
場所:京都精華大学
【研究発表】
・詳細は第5回全国大会【研究発表】を参照
日程:2007年11月11日(土)
場所:渋谷区立松濤美術館
【研究発表】
・ 黒田源次と上方絵—「甘さ」と「執拗さ」の発見—
中野志保(同志社大学大学院)
・ 大正期の浮世絵版画の受容の変化
山田俊幸(帝塚山学院大学)
・ 「山水面白く、また物凄し」—広重日記に見る情緒性—
岸文和(同志社大学)
【展覧会見学】
Great Ukiyoe Masters/春信、歌麿、北斎、広重 ミネアポリス美術館秘蔵コレクションより(於:渋谷区立松濤美術館)
日程:2007年7月21日(土)
場所:坂の上の雲ミュージアム
【研究発表】
[展覧会報告]
ときめくファッション—モダンガールの足どり—
松井寿(愛媛県歴史文化博物館)
・ 絵葉書群の記録化に関する一試論—「瀧口コレクション」を中心として
土居聡朋(伊予史談会)
・ スプリング・ボードとしての文芸誌—中村不折を中心に—
渡部光一郎(松山市立子規記念博物館)
【共同討議】
・『大正イマジュリィ事典(仮称)』発行にむけてのディスカッション
日程:2007年3月11日(日)
場所:姫路市立美術館
【研究発表】
・詳細は第4回全国大会【研究発表】を参照
日程:2006年11月25日(土)
場所:関西学院大学
【研究発表】
・ 北沢楽天と『東京パック』
松井美樹(国立国会図書館)
・ 美少年の「美」とはなに?—高畠華宵からキャラクター・デザインへ—
石田美紀(関西大学非常勤講師)
【見学会】
場所:兵庫県立芸術文化センター内
・ バレエ・リュス資料(薄井憲二バレエ・コレクション)
・ ルオーとローランサン展—パリの踊り子たち展—
日程:2006年7月29日(土)
場所:松下電工汐留ミュージアム
【研究発表】
・ 絵葉書ブーム(1900—1910年代)における版元について
向後恵里子(早稲田大学大学院)
・ 明治後期から大正初期の林若樹とその周辺—絵葉書を軸に—
牧野和夫(実践女子大学)
【シンポジウム】
テーマ:大正の『蛮(サベージ)』を『美』に昇華した富本憲吉の住居空間
パネリスト:
熊田司(大阪市立近代美術館建設準備室)
瀬尾典昭(渋谷区立松濤美術館)
土田真紀(帝塚山学院大学非常勤講師)
森谷美保(そごう美術館)
山田俊幸(帝塚山学院大学)
司会:島本浣(京都精華大学)
日程:2006年3月12日(日)
場所:倉敷市立美術館
【研究発表】
・詳細は第3回全国大会【研究発表】を参照
日程:2005年10月22日(土)
場所:同志社大学
【研究発表】
・高畠華宵が描いた蝶のイメージ
田丸志乃(高畠華宵大正ロマン館)
・大正期の「美術全集」をめぐって
島本浣(京都精華大学)
【研究討議】
・「大正イマジュリィ」をめぐって—研究の対象と方法について
司会 岸文和(同志社大学)
日程:2005年7月9日(土)
場所:金沢美術工芸大学
【研究発表】
・内田厳の挿絵から読む徳田秋聲『縮図』
大木志門(徳田秋聲記念館)
・竹久夢二のスクラップブック
高橋律子(金沢湯涌夢二館・金沢美術工芸大学大学院)
・竹久夢二と伊勢物語—『新訳絵入伊勢物語』をめぐって
気谷誠(埼玉大学図書館)
・“エコール・ド・オオサカ”の画家—北野恒富における郷里“金沢”と異国“大阪”
橋爪節也(大阪市立近代美術館建設準備室)
日程:2005年3月13日(日)
場所:関西大学
【研究発表】
・詳細は第2回全国大会【研究発表】を参照
日程:2004年12月4日(土)
場所:高畠華宵大正ロマン館
【シンポジウム】
「大正イマジュリィの六人展」記念シンポジウム
司会 島本浣(京都精華大学/高畠華宵担当)
パネリスト 山田俊幸(帝塚山学院大学/展覧会監修)
高畠麻子(高畠華宵大正ロマン館/杉浦非水担当)
仁木亜沙子(同志社大学大学院/高畠華宵担当)
河村章代(高知県立美術館/山六郎担当)
山田優子(同志社大学大学院/小林かいち担当)
日程:2004年7月10日(土)、11日(日)
場所:帝塚山学院大学
【研究発表】
・大衆の生活と小芸術—小林かいち作〈絵封筒〉を中心に—
山田優子(同志社大学大学院)
・平井房人の宝塚歌劇における仕事について
冨田章(サントリーミュージアム[天保山])
【特別紹介】
・八木彩霞のイマジュリィ
八木洋美(彩霞画房)
【関連展示】
・「夢二・華宵・かいち」展(於 帝塚山学院大学図書館)
【展覧会見学】
・富本憲吉記念館見学
日程:2004年3月14日(日)
場所:愛媛大学
【研究発表】
・詳細は第1回全国大会【研究発表】を参照
日程:2003年12月13日(土)
場所:京都精華大学
【報告】
・大正イマジュリィ学会設立経緯説明
高畠澄江(高畠華宵大正ロマン館)
・大正イマジュリィについて
島本浣(京都精華大学)
【研究発表】
・「青年」の肖像 —大正時代の青春群像—
高橋千晶(同志社大学大学院)
・高畠華宵の挿絵制作 —執筆媒体の変遷と「華宵好み」の確立について—
高畠麻子(高畠華宵大正ロマン館)
日時:2014年12月27日(土曜日)11:00~17:00
場所:同志社大学今出川校地・良心館305室
〈第33回研究会〉
・「中村不折が描いた絵葉書」
南出みゆき(大正イマジュリィ学会会員)
・「研究史の交点について:庭つづきの〈学問領域〉」
牧野和夫(実践女子大学教授)
趣旨説明:岸文和(同志社大学教授)
講演と鑑定「番付にみる大正文化:野島寿三郎氏コレクションをもとに」
野島寿三郎(ペーパーコレクター)
対談
野島寿三郎
橋爪節也(大阪大学教授/総合学術博物館館長)
南出みゆき(大正イマジュリィ学会会員)
〈研究発表〉
・「文明人としての消費者を作る:植民地時代、朝鮮半島の商品広告を中心に」
権昶奎(延世大学比較社会文化研究所専任研究員)/通訳:朴美蓮(同志社大学大学院)
・「日本の広告業の先駆〈萬年社〉の広告デザインへの意識:明治末~大正初めを中心に」
竹内幸絵(同志社大学教授)
全体討論
ディスカッサント 佐藤守弘(京都精華大学教授)
主催:広告レトリック研究会(科学研究費助成事業[基盤研究C]研究代表者・岸文和)
共催:大正イマジュリィ学会
助成:公益財団法人サントリー文化財団
後援:美術フォーラム21
日時:2014年8月22日(金曜日)11:00〜17:30/8月23日(土曜日)11:00〜17:00
場所:同志社大学今出川校地(シンポジウム会場:良心館107号室/研究会議:良心館436号室)
【8月22日】
趣旨説明
・「大衆の欲望——〈大正広重〉吉田初三郎の鳥瞰図を手がかりに」
岸文和(同志社大学教授)
基調講演
・「広告と商標から見た仁丹の戦前中国マーケティング展開」
李培徳(香港大学経済・商学部准教授)/通訳:倪晋秀(同志社大学大学院)
研究発表1
・「大正時代における挿絵画家による広告と写真広告の比較——感情表現を中心に」
小嶋洋子(高畠華宵大正ロマン館嘱託学芸員)
研究発表2
・「モダン日本の広告写真を概観する——杉浦非水・淵上白陽・中山岩太」
松實輝彦(名古屋芸術大学准教授)
全体討論
ディスカッサント:橋爪節也(大阪大学教授/総合学術博物館館長)
【8月23日】
研究会議 良心館436号教室
基調講演
・「韓国における挿絵の文化史」
金相苑(韓国文化財庁仁川空港文化財鑑定官/建国大学校人文学研究員研究教授)/通訳:朴美蓮(同志社大学大学院)
研究発表3
・「大正文化における挿絵イマジュリィの位置」
高畠麻子(高畠華宵大正ロマン館主任学芸員)
研究発表4
・「日本のポスター史における大正という時代その成熟ぶりと革新について」
田島奈都子(青梅市立美術館学芸員)
全体討論
ディスカッサント:熊田司(和歌山県立近代美術館館長)
主催:広告レトリック研究会(科学研究費助成事業[基盤研究C]研究代表者・岸文和)
共催:大正イマジュリィ学会
助成:公益財団法人サントリー文化財団
後援:美術フォーラム21
日時:2011年6月26日(日)12時00分〜17時30分
場所:大阪市立近代美術館心斎橋展示室
【内容・趣旨】
「イマジュリィにさまざまな視点から関心を持つ人たちが集い、意見交換を行う共同の場としての開かれた学会を目指し」、「研究発表のみならず、新しい試みとして、研究展示、資料の共有なども行う」大正イマジュリィ学会の設立趣旨に沿って、会員収集のさまざまな「イマジュリィ原資料」を持ち寄り、直接手にとってみる機会をとくに若い会員に提供し、イマジュリィの技術的基盤や機能的側面を含め、多彩な内包・外延への理解を深める場とする。
テーマ:コレクションの欲望—松浦武四郎とフレデリック・スタール—
日程:2010年2月19日(金)
場所:同志社大学
テーマ:視覚文化としての〈文化住宅〉
日程:2008年11月30日(日)
場所:同志社大学
日程:2008年8月17日(日)
場所:田端文士村記念館
【研究発表】
・ 田端から本郷への芸術家たちの交流
山田俊幸(帝塚山学院大学)
日程:2005年12月14(水)、15日(木)
主催:ホテルJALシティ松山(14日)/ 高畠華宵大正ロマン館(15日)
テーマ:「大衆の美術」を紹介する展覧会の可能性をめぐって
内容:研究発表・シンポジウム・展覧会見学・合評
日程:2005年4月10日(日)
主催:同志社大学
場所:熊田司氏のコレクションを使って小口木版、印刷史について